メンバー紹介

WTMで広がった”モノづくり”の世界

渡邉 真由美


セールスエンジニア(12年目)

WTMとの出会い

以前は、工具を取り扱う商社で事務を経験、金属類に関する知識を学びました。その後、ハウスメーカー関連会社でも事務として、組み立て図面に触れる機会が有りました。横浜市に移住後、「これまでの経験が活かせる仕事はないか」と求人を探していたところ、目に留まったのがWTMでした。

「精密機械加工部品の海外調達」という内容に、「もしかして自分の知識が役立つかも」と思い即応募。代表の名前が中国人だったので、「日本語しか話せないけど大丈夫かな?」が杞憂に終わり安心しました。

WTMでの仕事

入社後、セールスエンジニアのサポート業務を担当。見積作成や発注、納期管理、請求業務など営業活動がスムーズに進められるよう支援する役割でした。

言われたことをただ右から左に流すのではなく、幅広い業界知識、専門用等の学びも必要で、勉強の毎日でした。入社間もない頃には、中国の製造工場の視察に同行するという貴重な機会にも恵まれました。

製造現場を自分の目で見ることで、図面と完成品が繋がり、「モノづくり」が一気に立体的に理解できるようになりました。他にも、数多くの展示会に参加し直接お客様とお話しすることで、日本のお客様の多くが抱いていた「海外調達品=品質面が不安」というイメージを「ポジティブな印象に変えたい」と強く感じるきっかけになりました。

現在は、これまでの学びと経験を活かしてセールスエンジニアとして直接お客様対応も行いながら、サポートチームのマネジメントも担当しています。

WTMでの仕事観

WTMは、業務の進行スピードが非常に早い会社です。たとえば、朝一番に届いた見積依頼に対し、その日の夕方には回答を出していたことも(現在は翌日対応が基本です)。「正確でスピーディーな対応」は、海外調達を支える私たちの強みだと実感しています。

仕事のエピソード

コロナ禍の際、中国からのフライトが相次いでキャンセルされ、製品の納品が大幅に遅延したことがありました。連日お客様からのお電話に対応しながら、どうにもならない状況に胸が痛んだのを覚えています。この経験は、サプライチェーンの重要性や、リスク分散の必要性を改めて実感するきっかけになりました。

また、ある案件では、エンドユーザー様が採用していたコーティング仕様の見直しを提案し、コスト面・耐久性・工程時間の観点から再検討いただいた結果、仕様変更が実現。お客様と情報を共有し、同じ熱量で改善に取り組めたことは、大きな成功体験となりました。

WTMの魅力

気付いたら最新機材が増えているところです(笑)。たとえば鏡面加工機の「SMAP」が導入された時には、本当にびっくりしました。高額な設備でも、自社対応できる体制が整えば、それだけお客様への提供価値も上がります。将来的には、簡単な加工であれば社内で完結できてしまう未来も近いのでは?と感じています。

週末の過ごし方

猫を膝にのせて、日がな一日読書三昧の生活です。